なぜいちご農家になったのか?

こんにちは、いさとふぁーむの代表の山下勇人です。
私の人生には変化と挑戦がつきものでしたが、それが農業の道へとつながっています。
ここでは、私がいちご農家になったきっかけを、少しお話したいと思います。

35歳独身男の新しいチャレンジ

2015年の秋、独身で35歳になった私は、これまでに経験したことのない職種に挑戦したいと思いました。その選んだのが「農業」でした。都市生まれで土と触れ合う機会の少なかった私が、農業に興味を持った理由は、自分自身が作ったものを直接お客様に届ける喜びと、新しい自分自身の可能性を追求したいという想いからです。

そんな私が初めて農業の学びにつながったのが、社会人向けの週末有機農業学校スモールファーマーズカレッジでした。そこでの学びを通じて、私は農業にどっぷりと浸かることを決意し、なんと職を辞めてしまいました。派遣社員としての生活をしながら、農業の情報を日々吸収し、自分がどんな農業をしたいのか、何を作りたいのかを模索しました。

しかし、大阪市内で農地を探すのは難しいことが分かり、関西地方では初期投資が足りないという壁に直面しました。それでも諦めずに様々な地域、人々と出会い、情報を集め、自分がどんな農業をしたいのか明確にしていきました。

そして、鳥取県倉吉市の方と出会ったことで、私の目指す農業が具体化してきました。そして、島根県安来市に出会った瞬間、私の農業に対する思いが一気に現実のものとなりました。そこで私は有機野菜とともに、自分が作りたいと思っていた赤いいちごを生産することを決意しました。

いちごにこだわりと情熱を持って

そして、2016年2月、我が農業の道が始まりました。以来、私は有機JAS認定資材を使用し、できる限り農薬を使用しない方法でいちごを栽培しています。一つ一つのいちごには、私のこだわりと情熱が詰まっています。

そして今、私たちのいちごは安来市から全国の皆さまに届けられ、幸せな気持ちで口にされています。
それは私たち農業者の最高の報酬です。

これからもいさとふぁーむは、お客様に安心と喜びをお届けするために、自然と共生し、美味しいいちごを作り続けることを誓います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

いさとふぁーむ
代表 山下勇人

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