いちご農家の夏の真実
こんにちは!いさとふぁーむの山下です。
今日はみなさんに、夏のいちご農家の真実をお伝えしたいと思います。
そう、夏!真夏のいちご農家ってどんなイメージを持ってますか?冬の冷たい時期に甘いいちごを召し上がるとき、多くの方が「さすが、寒い時期の作物だな」と感じることでしょう。
しかし、その美味しいいちごの元になる苗作りは、夏の暑さの中で行われているんです。
命がけの戦い!?
驚きましたか?「夏にいちご?」と疑問に思われるかもしれませんが、その実態はまさに「暑さの中の命がけの戦い」!
今年も報道で取り上げられるほどの猛暑が続いています。山陰の島根県安来市でさえ、日々の気温はまるでサウナのよう。その中、私たちはビニールハウスでいちごの苗作りを行っています。ビニールハウス内は外の気温を大きく上回ることもしばしば。水分をしっかりととり、熱中症を防ぎながら、汗を流しながらの作業となっています。
直立不動(笑)で元気ないちごの苗たち
「そんな中、苗は大丈夫なの?」と心配されるかもしれませんが、ご安心ください。
私たちの愛情をたっぷりと受け取ったいちごの苗たちは、直立不動の姿勢で元気に成長しています。実は、この元気な姿は、苗の健康状態を示すバロメーター。元気がないときは彼らが元気でない姿を見せてしまうことも…。
昨年は暑さの影響がいちごの苗にも…。しかし、そんな経験をもとに、今年はさまざまな対策を徹底。そして今、一斉に緑を保っている苗たちは、まるで緑のオーケストラ隊のよう。
最後に、この元気な苗たちが育てる美味しいいちごを、みなさんに楽しみにしていただけたら嬉しいです。
私たちいさとふぁーむは、毎年技術をアップさせ、安全・安心・美味しいいちご作りに励んでいます。それは、私だけでなく、一緒に働いてくれるスタッフのみんなの力があってこそ。
真夏のビニールハウス、そして真冬の甘いいちご。その裏側には、いさとふぁーむで働くスタッフの汗と愛がたっぷりと詰まっています。